古萬古とそれを継ぐ者
2018/06/07

沼波弄山生誕300年記念

古萬古とそれを継ぐ者

併催:絵画展―水無月余情―

   間  6月1日(金曜日)から7月8日(日曜日)

休館日   毎週月曜日

開館時間 午前9時30分から午後5時まで

     (入館は午後4時30分まで)

入館料  高校生以上 150 円

展示解説  6月10日(日曜日)・23日(土曜日)

     いずれも午後1時30分から。予約不要。

今年は萬古焼の創始者沼波弄山の生誕300年に当たります。 当館では、四日市市立博物館・朝日町歴史博物館・パラミタミュージアムと連携した「萬古焼所蔵館 連携事業」の一環として「古萬古とそれを継ぐ者」を開催いたします。

沼波弄山は桑名の豪商で、江戸の今川橋にも店を構えておりました。弄山の始めた焼物は、異国情 緒あふれる斬新なデザインで世の人を驚かせ、将軍家の御用も賜りました。弄山は、「いつまでも変わ らない」という意味の「萬古不易」または「萬古」の印を使用したため、萬古焼と呼ばれ、後代の萬古焼 と区別するため、特に弄山のものは「古萬古」、江戸で焼かれたものは「江戸萬古」と称され、珍重され ています。

 今回の展示では茶陶としての萬古焼を主眼としておりますので、茶室の雰囲気でお楽しみ下さい。 また、併催の絵画展「水無月余情」では、水辺を主とした日本画・洋画を展示しておりますので、水無 月の情緒を味わっていただければ幸いです。

 主な展示作品

森有節(初代)《再興萬古 舶来草花模様菓子鉢》桑名市博物館蔵

森翠峰《五節句絵菓子鉢》桑名市博物館蔵

桑名市博物館:〒511-0039 桑名市京町37番地1

TEL:0594-21-3171   FAX:0594-21-3173