三井記念美術館展示会 国宝 雪松図と動物アート
2018/12/14

    三井記念美術館 展示会

    国宝 雪松図と動物アート

展覧会の主旨
 毎年恒例となりしたこの時期の円山応挙筆「国宝 雪松図(ゆきまつ)屏風」の公開にあわせ、今回は昨年の花鳥展に引き続き、動物に焦点をあわせた展覧会です。館蔵品の中から、動物が描かれた絵画や、動物をかたどった茶道具や工芸品をセレクトして展示いたします。
 動物というと哺乳類をイメージしますが、ここでは動物を広くとらえて、想像上の動物である龍や獅子、鳳凰なども含め、哺乳類のほか、鳥類、魚貝類、昆虫なども含めます。鳥類は、正月にふさわしい鶴や鶏などに限定していますが、昨年の花鳥展で取り上げた鳥の特集の続編でもあり、花鳥展をご覧いただいた方々には、この展覧会で当館の動物アートの全貌がご理解いただけます。
 日本と東洋の古美術のなかで、身近な動物たちが様々に描かれた絵画、また、機知に富んで愛らしく造形化された茶道具や、超絶技巧の各種工芸品に、伝統的な「動物アート」の一端を、楽しみながらご鑑賞いただきます。
 なお、例年通り「国宝 志野茶碗 銘 卯花墻(うのはながき)」も、茶室「如庵」ケースにて展示いたします。
 さらに、今回は外部からの特別出品として長沢芦雪筆「白象黒牛図屏風」(新出・初公開)を展示いたします。

主な展示品:
展示室1 茶道具








展示室2 茶道具


展示室3 茶室「如庵」展示ケース


展示室4 絵画








展示室5 茶道具と工芸品










展示室6 切手



展示室7 絵巻.仮面.能装束.漆絵額








展覧会のご利用案内
■開館時間 10:00~17:00 ※入館は16:30まで
■お問い合わせ ハローダイヤル 03-5777-8600
■入館料
一  般    1,000円(800円)
大学・高校生  500円(400円)
中学生以下  無料
* 70歳以上の方(要証明)、また20名様以上の団体の方は( )内割引料金となります。
■休館日 月曜日、1月27日(日)
※但し 12月24日(月・振休)、1月14日(月)、 1月28日(月)は開館
年末年始 12月26日(水)~1月3日(木)は休館
■三井記念美術館
東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階
ハローダイヤル:03-5777-8600