size:26cm x 17.5cm 1.2cm
京都の釜師であった三世髙木治良兵衞の作品。鉄というものがこんなにも表情豊かな素材なのかと驚かされます。意図的に作り出した表面の仕上がりは経年による変化も加わり、複雑な鉄の景色が作り出されています。ある部分は鉄のようで、またある部分は銅のような、全体では岩肌を見るようでもあります。枯れ果て朽ちてゆく葉を意識したのでしょうか、味わい深い葉盆です。