size:71cm x 142cm
山元春擧は明治・大正期、日本画壇の巨匠として活躍し、大正6年には帝室技芸員となります。スケールの大きな風景画や山岳画でよく知られていますが、この作品のように一般家庭で鑑賞されてきた素朴な掛軸も多く残されています。この掛軸は、シンプルな構図、余白から伝わる空気感、何より可愛らしい子犬の表情が特徴です。彼の有名な大作とは違い、彼の人柄を身近に感じられる素敵な作品です。素朴な冬の微笑ましい景色を楽しんでみて下さい。